水車の里では「その人らしさを大切に」を理念に掲げ、個別支援に力を入れています。
個別支援を実践するための一つにミニケアプランというものがあります。
ミニケアプランは入居者様と職員が相談し作成ケアプランで
その人らしい外出やホーム内での活動を支援するものです。
この日は入居者Aさん(88歳)と職員Sさんが相談し、昔、良く行っていたという釣りに出かけるミニケアプランを実施しました。
出発日当日までは実施担当となったホーム長がAさんから情報収集をおこない、釣りの方法などをリサーチしました。
Aさんの出身、九州では「アミダンゴ」という餌を作っていたそうで、ならば、せっかくだから餌づくりから始めようとAさんから指定されたアミとメリケン粉を購入。
当日は手作りの「アミダンゴ」で釣りを楽しみました。
釣果は残念な結果でしたが久しぶりの釣りを思いっきり楽しんでいただくことが出来ました。
このミニケアプランに協力してくれたホーム長夫がAさんに当日使用した浮きをプレゼントしてくれました。
Aさんは大変喜ばれ、往診の先生にも釣りの話をされ浮きを自慢されていました。
今度こそ「チヌ(黒鯛)」を釣るぞ~。