先日、水車の里ご入居者様のご家族にお集まりいただき、家族会議を開催しました。
内容は2か月ごとに開催している運営推進会議の活動報告や
この4月からの診療報酬の改正をきっかけに主治医を変更したこと、
また簡単な認知症についての豆知識や地域包括ケアシステム、
今後の認知症施策の方向性についての概要などを話させていただきました。
そしてターミナルケア看取りについて3名の事例を紹介させていただきました。
現在の水車の里入居者様は介護度も軽度であまりピンとこないかも知れませんが、やはり避けては通れない話ですし、
いつ訪れるかも分からない話なので、あえて「看取り」に多くの時間をかけ話を聞いていただきました。
そして今回「看取り」について話をしようと決めた一番の理由は、ご家族に後悔してほしくなかったからです。
事例紹介させていただいた3名の方のターミナルケアはどれも全く違います。
そう、それが当たり前のことなのです。
元気な入居者様の「死」について考えていただくことは大変難しいことだと思いましたが・・少し想像してほしかった。
ご本人は何を望むのか、そして家族として何が出来るのか、何がしたいのか。
家族会議終了から多くのご家族に「貴重な話が聞けました」とのお言葉をかけていただきました。
今後も定期的に開催しさまざまな内容について、ご家族と共に考えていきたいと思います。