4月25日は、Mさん96歳と共に歌舞伎座を目指しドライブに出かけてきました。
途中、首都高速を走る車中から見える高層ビルに「あれまぁ~ あらまぁ~」とMさんはビックリ。
無事到着した新しい歌舞伎座にも「ずいぶん、銀座も変わったねぇ・・」と、
驚かれ、帰り道に見た東京タワーには二人で大興奮し、帰路につきました。
昔Mさんが見ていた景色はどんなだったんだろうか・・。
新しい銀座はMさんにどんな風に写ったのだろうか・・。
Mさんから伺うことはできなかったけれど、ホームまであと少しの所でMさんが
「良い思い出となりました。ありがとう」と、私に握手を求めて下さいました。
強く何度も何度も私の手を握り、私の顔を見ては何度も何度も頷かれていました。
今日はMさんと二人っきり。
ゆっくりMさんの思いを想像し寄り添いながら過ごすことが出来たように思います。
「介護者側の一方的な思い」ではなく、「入居者様の思いに寄り添ってこその外出支援」が大切なのだと、本当に思います。
Mさん、こちらこそ良い思い出をありがとうございました。
そして、今回の外出を企画し、高額な駐車料金を節約するため運転手として参加してくれた介護職員Sさん。本当にお疲れ様でした。
職員さんと一緒に良い仕事が出来たとき。これは管理者として本当に嬉しい瞬間です。