Yさん85歳の看取りをさせて頂きました。
平成19年、Yさんのご入居は、少し特別なものでした。
出会いは暑い部屋で衣服を着こみ過ごされたことによる脱水で入院中のYさんの病室。
もともと肝硬変で肝臓が悪く、今回の脱水で腎臓も悪くされ、心臓も弱り、出会った時のYさんの余命は半年との診断でした。
自宅へ戻っても認知症によりまた同じことを繰り返してしまうであろうとの判断からGH入居が検討されました。
あの日から6年7か月。
Yさんは大変お元気にここ水車の里でたくさんの時間を過ごされました。
得意な料理で腕をふるわれ、中華丼を作ったり、我が家の主人が釣ってきた黒鯛をさばき、みんなでお刺身をいただきました。
昔、勤めていた頃に通っていたなじみの中華料理店を一緒に訪ね、大好きだった懐かしの餃子を一緒にいただきました。
本当に思い出はたくさんあります。
写真はYさんの居室から撮った写真です。
Yさんの葬儀の日と同じ青空が今日も見えました。
Yさん、
本当にありがとうございました。