今日はMさん94歳のお誕生日です。
(水車の里の最高齢です)
今年はMさんと二人、
ドライブをしながらお誕生日会用の
ケーキを買いに出かけました。
お店に到着し車椅子を用意すると 「格好悪いから歩きましょう」 とのお言葉。
介助は要しますが姿勢を正し、格好良く入店しました。
たくさんの色とりどりのケーキに目をキラキラさせながら
優しい桃色のケーキを選んでいらっしゃいました。
帰路、突然質問をしてみました。
ホーム長 「94年生きてきて、いつが一番幸せでしたか?」
Mさん 「そうね、主人と二人よく山登りをしていた頃かしら」
「それから主人を最期まで介護できたことは本当に良かったと思っているの」
ホーム長 「ご主人幸せですね」
「どんなご主人でしたか?」
Mさん 「器量はぼちぼちだけど(笑)とっても気立ての良い人」
「イヤだわ。のろけちゃった」
Mさんはそう言って、とても恥かしそうに照れたお顔をされていました。
ここ横浜はまだまだ寒いですが・・・ ホッと心が温かくなる、そんなドライブでした。
何だか少~し、
「主人に優しくしたい」 と思いました。
今夜我が家では・・・
いつもと違う優しい妻に主人がビックリするかも知れません(笑)