Iさんとお寿司

 

Iさん88歳はお寿司が大好きです。

 

しかしIさんはご病気で胃を切除されているので

たくさん食べる事は出来ません。

少量の食事だからこそ 「美味しいものを頂きたい」 

という気持ちがとても強い方です。

 

 

水車の里ではそんなIさんの気持ちに(出来る範囲ですが)応えたいと、

月に1回外食の支援を行っています。

 

 

今日はホームより徒歩5分という場所にある「寿し金」さんに車イスで出かけました。

 

入店するとお店の方が親切に声をかけて下さり 「にぎり寿し」 では多すぎると

Iさんの好きなものだけを握って下さいました。

 

また食べやすいよう半分に切ったお寿司は見た目が悪くならないよう、

キレイにお皿に盛り付けてくださいました。

 

ちょうどご一緒になった常連さんらしきお客様も優しく声をかけて下さり、

大変和やかな時間を過ごす事が出来ました。

 

もちろん、お味も最高。 Iさんも 「今までで一番美味しい」 と喜ばれていました。

 

 

 

高齢になると小さな段差にも大きな苦労を感じ生活に制限を受けやすくなりがちですが、

ちょっとした人の優しさや思いやり、心遣い。 

心のバリアフリーが小さな段差をなくしてくれます。

 

 

今日は私もIさんも美味しく楽しい食事を頂くことが出来ました。

 

午後からも頑張ります。