月に一回、水車の里では先生をお招きし
華道教室を行っています。
入居者様の中には昔、お華の先生をされていた方も
いらっしゃいますし、習っていたという方も大変多いです。
まさに 「昔取った杵柄」 です。
華道は手先を使いますし、どう生けようか考えたり、個性を出すことが出来るなど・・
入居者様にとって良いところがたくさんあります。
その中でも、私は花で季節を感じられるところが気に入っています。
日本には四季があります。
四季を感じながら皆さん生活をされてきました。
しかし認知症による見当識障害にて季節感が薄らぎ、
真夏にも関わらず、セーターを着込んでしまうことなどが
認知症の方には多く見られます。
テーブルに飾った花で自然に季節を感じられること。
きれいな花に水をあげること。自ら行動し手入れをすること。
まだまだ華道には良いところがたくさんあります。